福井コンピュータアーキテクト(福井県坂井市)は9月3日、兵庫県西宮市に建設予定のサービス付き高齢者向け住宅「エレガーノ西宮」(事業主:スミリンケアライフ)の販売センターにおいて、高性能バーチャルリアリティシステムの運用を開始したと発表した。
同社が開発・販売するバーチャル空間体感システム「アーキトレンドVR」を活用したサービスを、販売センター「シニアレジデンスギャラリー」に導入。入居希望者や家族は、建物外観や共用部、居室や眺望イメージなどを、バーチャル空間で体験することができる。サービス付き高齢者向け住宅の販売に、VR体験スペースを常設するのは今回が初という。
同システムでは、VRヘッドマウントディスプレイに周囲を自由に動き回れる「HTC Vive」を採用。ゲームコントローラーを使った3D空間のウォークスルー体験も可能で、入居検討者の満足度向上を目指す。
「エレガーノ西宮」公式サイトには、スペシャルウェブコンテンツを用意。自宅のパソコンやタブレットから共用部イメージを360度パノラマで確認できるなど、モデルルームでのVR体験とリンクさせた新しい集客・提案を目指していく。
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