東芝(東京都港区)は5月30日、三洋ホームズ(大阪市西区)に、年間300棟分の蓄電池付き太陽光発電システムを販売すると発表した。今後、新築住宅メーカー向けに同システムを提案し、今年度で年間1000棟分の販売を目指すという。
今回、販売を開始するシステムは、住宅用太陽光システムと鉛蓄電池を組み合せたもの。700W相当の電化製品を約3時間動かすことが可能な2.1kWhの鉛蓄電池を標準搭載している。
蓄電池への充電は、通常時は商用電源からだが、停電時には太陽光発電システムの自立運転モードで発電した電力でも充電が可能。太陽光で発電した電力を蓄電池に充電し、夜間の停電時でも生活に必要な電力を確保できる。
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