ケープラン(兵庫県加古川市)とシデカス(同)は、天然石の竜山石(たつやまいし)を原料に使った高機能インテリアタイル「タツタイル」の予約をクラウドファンディング・Makuakeで8月27日11時から開始した。
兵庫県高砂市で産出される竜山石は、白亜紀(約1億4500〜6600万年前)の後期、西日本各地での火山活動により、堆積していた流紋岩が水中で粉砕・堆積・再固結してハイアロクラスタイトという石になったものだという。姫路城の石垣や国会議事堂になどにも使われている。
この竜山石を粉砕してパウダー状にし、セメント成型したのが今回のタイル。珪藻土の約2倍の調湿性能をもち(兵庫県立工業技術センターで検証)、すぐれた消臭性能を発揮する。アンモニア臭は24時間でほぼ100%、ペット・タバコ臭は約90%低減できるとする。
さらに、トルエン、ホルムアルデヒドなどのVOCの吸着性能ももつ。
竜山石本来の色味を生かした黄色と青色の2色、4柄。空間に合わせて自由に貼れる「DIYキットスタイル」と、壁掛け設置に対応する「ピクチャースタイル」の2種類を用意した。
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