三菱電機(東京都千代田区)は8月21日、AI(人工知能)技術によって温度と湿度の変化を予測し、運転モードや気流を自動で切り替えるルームエアコンを発表した。11月1日から順次発売する。
高精度な赤外線センサーが、床や壁からの輻射熱や窓からの日射熱などを検知・分析し温度と湿度の変化を予測、自動で運転モードなどを切り替える。具体的には、外気温と運転状況に応じた室内の温度変化の状況をAIが分析し、住宅の断熱性能など住宅ごとの特性を自動で把握し、運転の最適化を図る。個人の好みも学習して快適な室内環境を実現してくという。
スマートスピーカー経由の操作にも対応。米・アマゾンの「アレクサ」から順次対応していく。
FXシリーズとZシリーズで計18機種。実売想定価格は、FZシリーズが定格冷房能力4.0kWの製品で32万8000円前後、Zシリーズが同2.2kWの製品で21万8000円前後(ともに税別)。
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