三菱電機(東京都千代田区)は、三菱HEMS「HM-ST03」の情報収集ユニット「HM-GW03」と、住宅用太陽光発電システム向けカラーモニター エコガイド「PV-DR006L-SET」の情報収集ユニット向けソフトウエアをインターネット経由で自動更新する。また、三菱HEMSの表示・操作用タブレットおよびスマートフォン向け「三菱HEMS」アプリのアップデートを行う。自動更新・アップデート予定日は10月11日にHEMS製品サイトで発表する。
新ソフトウエアで対応する新たな機能としては、接続した機器の操作状況等を、スマートフォンを介して離れた場所にいる家族に知らせる「家族見守り」機能を加えるほか、接続した機器ごとに「見守り温度」を設定できる機能によって、部屋ごとの「室温見守り」を同時に行えるようにする。
また、翌日の天気予報情報と過去の太陽光発電量データから、AIで翌日の同社太陽光発電システムの発電量を予測する「お天気リンクAI」を追加する。その予測をもとに、同社エコキュートが翌日分のお湯のわき上げに太陽光発電電力を使うかどうかを自動で判断し、夜間のわき上げ運転のタイミングを最適化する。
さらに、同社製以外の機器をつなげて使いたいというニーズに応え、新たに他社製のルームエアコンおよびエコキュートの接続に対応する。他社製電動窓シャッターの対応製品も追加し、住宅の新築時だけでなくリフォームの際にも三菱HEMSを導入しやすい環境を実現する。
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