七呂建設(鹿児島市)は8月17日、業容拡大と従業員の増加に対応するための新社屋1棟目を竣工したと発表した。
新社屋は、木造建築材「CLT」を採用した最新木材工法で建築。CLT工法の需要拡大を進める「平成29年度かごしま材利用推進事業(CLT利活用加速化事業)」に採択されており、補助金2400万円を活用した。同社は、県産材の利用拡大と、工期の短縮化や省エネ効果、耐震性能向上につながる「CLT」の普及に向け、積極的に取り組んでいくとしている。
同社は、住宅販売から環境保全、太陽光発電まで事業領域を拡大しており、従業員数が急増。5年後の200人体制および事業拡大による顧客の増加に対応するため、新たに社屋を建築した。9月から2棟目(本棟)を着工予定。
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