リサーチ・アンド・ディベロプメント(東京都新宿区)はこのほど、“モノを持たない生活”の意向が強く、節約目的ではない「ミニマリスト」を志向する人の暮らしの特徴について調査を行った。首都圏在住の18歳~79歳の男女を対象に実施したもので、有効サンプル数3000人のうち「ミニマリスト」に該当する人は97人だった。
お金をかけるものに関する意識を調べたところ、ミニマリストは装い、食べるもの、住まい、レジャー、趣味の全般にわたって、全体より“お金をかけている”意識が高かった。特に“衣食住”では、全体よりも意識の高さが目立った。また、買うモノを選ぶときの行動を聞いたところ、全体に比べて、こだわりが強く、気に入ったものには出費を惜しまない傾向が見られた。
消費に関する意識・感性/自分自身への自信については、「色やデザインに対するセンスがいい」「微妙な色の違いがわかる」「手触り肌触りでものの良し悪しがわかる」のいずれについてもミニマリストのほうが全体よりも「そう思う」とする回答が多かった。自分自身の「オリジナリティ・個性」「自分の意思や気持ちの表現」「周りの人を楽しませる力」「リーダーシップ」「頭の良さ」「ファッションセンス」についての自信も、全体より高いことが分かった。
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