三井不動産(東京都中央区)・三井不動産レジデンシャル(同)とパナソニック ホームズ(大阪府豊中市)は、台湾で両グループとして初の共同事業となる分譲住宅事業を進める。第1号案件である「(仮称)三重中興橋プロジェクト」を皮切りに、台湾における継続した住宅事業の展開を目指す。
両社は2017年「三松開発建設股イ分有限公司」を設立した。三松開発建設股イ分有限公司は、両グループがノウハウを組み合わせ日系企業としての良質で洗練された住空間を提供する。台湾の暮らしの実情を踏まえたライフスタイルの提案で現地企業との差別化を図る。
第1号案件の計画地は、台北駅から直線約3km圏内の区画整理地内に位置し、駅前再開発の計画があるMRT「三重」駅が最寄駅。立地は、都心への近さや将来性に加え、緑に囲まれた住環境も享受できる。商品企画では、日本式のカラーセレクトプランや定期アフターサービス、パナソニック製スマートマンションシステムの採用などの工夫を加える予定。
「(仮称)三重中興橋プロジェクト」完成予想パース
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