レオパレス21(東京都中野区)はこのほど、本社8業務にNEC(東京都港区)の業務自動化ソフトウェア「NEC Software Robot Solution」を導入し、73.1%の業務効率化を達成したと発表した。業務の自動化・効率化を目的としたRPA(Robotic Process Automation)導入の一環として実施したもので、効率化と同時に正確性も向上したという。
同社の本社部門では、これまで各種システムへのデータ入出力、集計業務などに月間1612時間の作業時間が割かれており、業務効率化に課題を抱えていたという。今後は、作業自動化が見込める356業務に対し順次RPA導入を推進し、月間1000時間の作業時間削減を目指す。
今回導入した「NEC Software Robot Solution」は、画像認識とマウス・キーボード操作を組み合わせることで、対象のパソコン、サーバにソフトウェアロボットを導入。プログラミングのスキルがなくても簡単に業務をロボット化でき、自動処理を可能にする。
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