ポラスグループ(埼玉県越谷市)は、中古住宅の買い取り再販事業を本格化する。今年4~6月で1カ月あたり十数戸の販売実績があったという。
再販住宅は「レフ シリーズ」として展開。買い取った中古住宅は、立地や想定購入層などからニーズにあったリノベーションを施し、価値を高めて再販売する。現在、住宅事業の商圏を中心に、比較的建築年数の浅い物件を対象に事業を展開している。今のところマンションが7割、戸建てが3割の比率だという。
同グループでは、昨年度から物件の仕入れを中心に取り組みを始めていた。仲介事業の高付加価値商品として位置付け、本格的に展開していく計画だ。グループ内のリフォーム会社「ポラスのリフォーム」の収益性を改善するという狙いもある。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。