ヒノキヤグループ(東京都千代田)は8月1日、2018年12月期(2018年1月1日~12月31日)の業績予想の修正を発表した。5月9日公表の通期業績予想に対し、営業利益を7億7000万円減の60億3000万円、経常利益を7億5000万円減の60億5000万円に下方修正した。
修正理由については、断熱材事業において、世界的な供給不足により高騰を続けていた原料価格の先行きが依然不透明であることと、マーケットシェア拡大のために原料価格上昇分の販売価格への転嫁を予定していないことをあげた。工事進ちょくの遅れ等により売り上げ計上時期のずれが発生していた注文住宅事業においては、受注が好調に推移していることと工事進捗の遅れを取り戻しつつあることから、第3、4半期にはずれを解消できる見込みだとしている。
連結子会社である日本アクア(東京都港区)についても、12月期の業績予想を修正。5月9日公表の通期業績予想に対し、営業利益を7億7000万円減の6億5000万円、経常利益を7億5000万円減の6億5000万円に下方修正した。
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