パナソニック(大阪府門真市)は、関西電力(大阪市)、メディカルシステムネットワーク(札幌市)と共同で、IoT家電やセンサーを活用した高齢者の生活サポート・見守りサービスの実証実験を開始すると発表した。早期の事業化を目指す。
実証実験では、パナソニックのエアコンやセンサー、エーザイ(東京都文京区)が販売する服薬支援機器、関西電力の電力使用量のデータなどを通じて在宅高齢者の生活データを集め、高次データ処理を行うデータプラットフォームを構築。「生活実態の把握」「服薬の効果情報」「緊急駆け付けの必要性」を分析する。それらを地域包括支援センターや在宅介護事業者、薬局事業者といったモデル事業者に提供することで、高齢者の自立した生活の実現や多剤服用の適正化などにつなげるという。
実証期間は、2018年7月~2019年3月。
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