YKK AP(東京都千代田区)は8月1日、湿度と気温が高い蒸暑地域に適した窓の研究開発拠点として「YKK AP R&Dセンター(インドネシア)」を開設した。インドネシア タンゲラン県にある「YKK APインドネシア社」内の建屋を研究開発施設へと転用し、新たに「実験棟」を建設したという。
同社は、1986年に初の海外アルミ建材一貫生産工場をインドネシアに設立し、30年以上にわたり地域に根差した事業展開を行っている。YKK AP R&Dセンター(インドネシア)は、富山県・ドイツに続く世界で3つ目の研究開発拠点。蒸暑地域の気候風土・建築事情・基準等の調査や、それに適した省エネ構法・開口部の開発、パッシブデザイン研究などを行うという。
温暖化が進む世界の社会課題に提案できる窓をグローバルな視点で研究開発していくとする。
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