ジブンハウス(川崎市)はこのほど、同社が開発した「VR内覧技術」の不動産業界への本格提供を開始した。
空間認識と質感表現に優れた同技術を活用したVR制作サービスで、フローリングや照明、家具などをリアルに再現。ユーザーは、いつでも自由に住まいのすべてを360度のVRパノラマで「内覧」することができる。設備や造作家具など、プランを簡単に切り替えることができるため、複数の間取りやコーディネートを低コストで提案できる。
同社は「住宅購入層の7割がスマホで情報収集する」とし、スマホに最適化した同技術によって、モデルルームやモデルハウスなど住宅販売にかかるコストの大幅な削減が可能になるという。
同社は、共働き世帯の「住宅展示場に行く暇がない」という声に対応し、日本ユニシス(東京都江東区)とバーチャル住宅展示場サービス「MY HOME MARKET」を展開するなど、現代の生活に合わせた家づくりの研究に取り組んでいる。
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