国土交通省が7月31日発表した6月の新設住宅着工戸数は8万1275戸だった。前年同月比で7.1%減となり、3カ月ぶりに減少した。季節調整済み年率換算値も前月比8.2%減の91.5万戸で3カ月ぶりの減少となった。
利用関係別戸数では、持家が2万5148戸、前年同月比3.4%減で5カ月連続の減少となった。貸家は3万4884戸、同3.0%減で13カ月連続の減少となり、リーマンショック後の景気低迷で2008年12月から20カ月連続で減少して以来の連続減少となった。分譲住宅は2万281戸、同18.8%減で3カ月ぶりの減少となった。一戸建ては増加したがマンションが同36.2%減で首都圏の減少が大きく影響した。
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