YKKAP(東京都千代田区)は7月25日、北海道限定の住宅用樹脂窓「プラマードH」を発売した。
「プラマード」シリーズは1982年に発売、1997年にスリムなフレームの「プラマードⅢ」になってからも約20年間支持を得てきた樹脂窓。今回それを「プラマードH」としてリニューアルした。
同社によれば、本州より住宅の性能向上が進んでいる北海道でも、高性能トリプルガラス樹脂窓の普及率は約21%で、Low-E複層ガラス樹脂窓がスタンダードだという。そこで、大きなボリュームを占めるLow-E複層ガラス樹脂窓の性能を上げることが道内の住宅全体の暖房効率の向上につながるとし、リニューアルに至った。
新しい「プラマードH」は、フレームの補強材の材質を変えたことにより断熱性能を2%向上し、熱貫流率は1.34W/m2・K)。ガラスの性能も高め、Low-E複層ガラスニュートラル色については日射取得率はそのままに断熱性能を8%向上した(Ug値1.2、η値0.62)。
さらに、耐風圧性能もS-2からS-3に上げ、3階建て住宅にも対応可能になった。
窓種は、FIX、たてすべり出し、すべり出し、外開き、片開き、引違いなど。ガラスはLow-E複層(遮熱タイプ/断熱タイプ)ブルー、ブロンズ、ニュートラル(※遮熱タイプはブルーのみ)。アルゴンガス入り。外観4色、内観1色。
参考価格は10万4800円(たてすべり出し窓+FIX連窓、Low-E複層ガラス、W1690xH1170)。
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