パナソニック(大阪府門真市)は7月25日、インド市場での住宅部材事業の本格展開を10月から開始すると発表した。インド大手ディベロッパー、ブリゲイド社と協力し、同社製品とシステムで新たなくらしを提案するモデルハウスを、インド・バンガロールに10月に開設する。
住宅市場の拡大が続くインドにおいて、同社住宅部材の先進的な技術とブリゲイド社の持つ住宅づくりの知見を生かしたモデルハウスを建設することで、市場の需要に対応。地上3階建てのモデルハウスでは、建築家、インテリアデザイナー、デベロッパーなどを対象に、フロアごとに「アクティブな暮らし」「リラックスした暮らし」「未来の暮らし」を提案していく。
今回は、水回り住宅部材最上位製品のシステムキッチン「L-クラス」を発売。ニーズに応じて内装ドア、トイレなどの製品についても順次投入し、インド市場への住宅部材導入を進めていくという。
2025年度の事業売上高は100億円を目指す。
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