ＬＩＦＵＬＬ、マンションの固定資産税額シミュレーション機能を提供

　ＬＩＦＵＬＬ（東京都千代田区）は７月２５日、マンションの参考価格や価格推移などを手軽に調べられるサービス「見える！不動産価値」の新機能として、「固定資産税シミュレータ」の提供を開始した。当初のサービス対象エリアは都内のみで、順次拡大予定だという。

「固定資産税シミュレータ」の画面イメージ

　同サービスでは、所有するマンションや気になるマンションのページから大まかな物件情報を入力するだけで、固定資産税・都市計画税のおおよその税額を知ることができる。経年変化を反映した竣工後５０年間の税額をシミュレーションすることができるほか、新築物件に適用される減税措置にも対応。

　減税対象期間の終了などで大幅に金額が変わることもある固定資産税と都市計画税について、あらかじめ税額を把握することで、マンションの購入や買い替え、住宅ローン返済プランの見直しなどをよりスムーズに進められるという。

　また、同サービスの提供開始とあわせて「見える！不動産価値」では、「固定資産税路線価マップ（東京都限定）」を公開する。路線価を地域ごとに平均してヒートマップ方式で視覚化しているため、エリアごとの価格差がわかりやすいのが特徴だという。

固定資産税路線価マップ　画面イメージ