岡部(東京都墨田区)は、通常の2倍以上の引張耐力を発揮する木造用高耐力柱脚金物「ピタットベース」を発売した。
柱脚金物、C1リング、C2リング、Q1座金、Q2座金の5部材で構成。
三日月状のC1・C2リングは、これら2つを組み合わせることで±15mmのアンカーボルト水平方向の施工誤差を吸収。
柱脚金物をアンカーボルトに固定するQ1・Q2座金は、2枚用いることで一般的なホールダウン金物の2倍超に相当する、短期許容引張力60.0kNを実現する。
ホールダウン金物が不要で、柱の側面に突起が生じないため、断熱材・パネルを施工する際に壁を切り欠く必要がなく、現場での加工手間を解消。工期を短縮することができる。
また、基礎の取り合い部はCリングとQ座金、柱の取り合い部はドリフトピンによる乾式施工のため、養生期間がいらない。
短期許容せん断耐力20.0kN、短期許容圧縮耐力102.2kN。ハウスプラス確認検査による評価を取得済み。
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