●新刊【和風住宅 vol.23】7月30日発行
今号は「数寄屋」特集。
「数寄」とは「好き」が転じたものといわれ、風流を好み、とりわけ自らの趣向をこらすことが「数寄」とされたようです。
茶人たちは、厳格な書院造りの決まりごとを省き、型にとらわれず、自由に材料を選んで軽妙洒脱な茶室をつくりました。虚飾を除き、無駄を省き、内面を磨いて客をもてなす精神がそこには宿っており、質素ながら洗練された意匠がそこにはみられます。
そうした姿勢は茶室にとどまらず、「数寄屋建築」と呼ばれ、その意匠がどのように住宅に生かされているか、建築家の思いを受け取れる一冊となっています。
また今回からデザイン、サイズや紙質を一新。手触りや手に持った雰囲気、置かれる場所を考えた新しい『和風住宅 vol.23』を是非ご覧ください。
《コンテンツ》
特集 数寄屋の魅力を探る
対談◎吉村篤一×木原千利
数寄屋のつくりと特質
建築家和風住宅作品
一流和風住宅作品
和のある暮らしー南部鐵器/組子/曲げわっぱ
和風住宅の知識
名建築探訪
■発行日:2018年7月30日
■タイトル:和風住宅 vol.23
■発行元: 新建新聞社
■価格: 3,300円(税込)
■体裁 A4変型・244頁
Amazonにて好評発売中!
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