一般財団法人ベターリビング(東京都千代田区)は7月13日、「サッシ」「改修用サッシ」「便器」の優良住宅部品認定基準(BL認定基準)を改正し、同日付で施行した。「サッシ」「改修用サッシ」は、供給の実態に合わせた改正、要件を明確にするための改正、 JIS規格の改正などに伴う改正を行った。「便器」は、昨今のJIS規格トイレットペーパーの減少を受けて、搬送性能試験で使用するトイレットペーパーの条件を緩和した。
「サッシ」「改修用サッシ」における供給の実態に合わせた改正では、「下桟パネル」を「車椅子用パネル」に名称変更したほか、引き形式・開き形式・FIX形式の各形式における、連窓・段窓の設定の変更を行った。また、室外から外側のガラス掃除が可能な掃き出し窓については「やり返しが出来ること」を条件から除外。そのほか、遮音型サッシおよび窓における要件変更、構成部品の材料における規格の追加がなされた。要件を明確にするための改正は、「使いやすさに配慮したサッシおよび窓」についての要求レベルを明文化するなど、表記内容について変更・修正を行った。
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