YKK AP(東京都千代田区)は、健康・快適につながる断熱性向上や、安全を確保するための耐震性向上などの戸建住宅に対する性能向上リノベーションの更なる普及を目指し、「リノベーションフォーラム2018」と「戸建性能向上リノベーション実証プロジェクト」の2つの取り組みを全国各地で展開する。
4年連続の開催となる「リノベーションフォーラム2018」のテーマは、“住まいの価値は、「窓・開口部」でかえられる。”「窓・開口部」の性能向上による住まいの価値向上について、「断熱」「耐震」をキーワードに有識者による講演・トークセッションを行うほか、同社のリフォーム商品の展示を予定する。7月12日の福岡会場を皮切りに、大阪・名古屋・東京・仙台・札幌の6会場で開催し、 リフォーム専業店や工務店など1600人以上の動員を目指す。
「戸建性能向上リノベーション実証プロジェクト」では、札幌・神奈川・兵庫・福岡の4カ所で地域のリノベーション事業者と連携し、戸建既存住宅の実物件に「断熱」「耐震」を軸とした性能向上リノベーションを施して、住まいの価値が「窓・開 口部」でかえられるかを実証する。
札幌ではアルティザン建築工房(札幌市北区)、アトリエmomo(札幌市中央区)の2社と「超性能向上リノベーション LCCM基準へ~」、神奈川ではリビタ(東京都目黒区)、納谷建築設計事務所(神奈川県川崎市)の2社と「性能向上×立地を活かすパッシブハウス」、福岡では健康住宅(福岡市城南区)と「性能向上リノベーション」で、それぞれコラボレーションを予定する。兵庫での取り組みは計画調整中。
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