建設業マッチングサイト「ツクリンク」を運営するハンズシェア(東京都港区)は、建設事業者向けの工事代金の不払い保証サービスを開始すると発表した。「工事代金あんしん保証サービス」として、7月23日から提供開始する。
ツクリンク内で発注者と受注者がマッチングした際、同サービスの利用を希望する受注者は、交わした工事請負契約書または発注請書を保証引受先であるGardia(東京都港区)にツクリンク上で提出。簡単な審査が行われ、保証契約が締結される。
既存の保証サービスのような発注者側の与信審査や多くの書類提出などはなく、非常に簡易な手続きでツクリンク内で発生した全ての債権に対して最大300万円まで不払い保証を行うという。実際に不払いが発生した場合、受注者が不払いを証する書類を提出することで、契約書上の工事代金の70%を保証する。
今後はツクリンクが保有する会員情報や行動ログを審査に活用し、保証の上限額や保証料について、建設事業者ごとに個別に設定していく予定だという。
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