大京(東京都渋谷区)は、「ライオンズ芦屋グランフォート」で経済産業省が定める「Nearly ZEH-M(ニアリーゼッチマンション)」として、日本初のBELS評価書を取得した。同物件は、7月13日から販売を開始する。
経済産業省は、新築住宅のZEH化を推進しており、マンション向けに「ZEH-M」の定義を作成。ニアリーゼッチマンションとは、省エネルギーと創エネルギーにより基準1次エネルギー消費量を75%以上削減した集合住宅のこと。
同物件は、5階建ての中層集合住宅として日本で始めてのニアリーゼッチマンションという。兵庫県芦屋市内の朝日ヶ丘町に立地し、電気・水・ガスのインフラが途絶しても7日間以上生活ができる「SONA-L SYSTEM」や生態系を保全し自然の力を生かす「生物多様性の保全&ライオンズパッシブデザイン」を採用している。
大京グループでは、「ZEH-M」の中心的な役割を担う制度である「ZEHデベロッパーの登録」を行なっており、今後も国の定めるロードマップに基づき、「ZEH-M」基準の集合住宅を積極的に推進するとしている。
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