積水化学工業(東京都港区)は、7月21日から外観デザインを見直し、ライフサイクルコストを低減した鉄骨系ユニット住宅、新型「パルフェ」を全国で発売する。
「パルフェ」は、1983年の発売以来、23万棟を超える実績を持つ同社の基幹商品。新型「パルフェ」は、主に中高額層を中心とした商品として位置づけ、2017年~2019年度の中期経営計画で「価格帯別商品ラインナップの強化」として対応を図る。
新型「パルフェ」は、外観へのこだわりに応えるため2種類の新型バルコニーの開発により外装メニューを拡充し、「ボックスラーメン構造」の特徴を生かして負荷をかけることなく最大幅5m40cm、最大高さ2m40cmの大開口部を実現。主要な外装部材の耐久性強化によりライフサイクルコストを低減した。
また、コストパフォーマンスの高い新型VtoH(自動車と住宅の間で電力を相互提供する)システムの導入によりエネルギーの自給自足の促進を目指す。販売目標は年間2000棟とし、販売価格は1坪あたり79万円台から(消費税別途)。
新型「パルフェ」外観イメージ
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