VR(仮想現実)コンテンツのプラットフォームを提供するナーブ(東京都千代田区)は7月4日、手軽にどこにでも持ち運びできるコンパクトなVR端末「モバイルクルール」の販売を開始した。同社サービス利用者が対象で、ハンディタイプのVR端末「CREWL(クルール)」を導入している場合でも、持ち運び用として追加しやすくなっている。
端末をたたんでいるときの厚さは2.5cmで、本体を布で覆っているため専用ケースも不要。カバーをスライドするだけで誰でも簡単にセットアップができる。
同社は、商品の説明やプレゼン、屋外での「VR内見」など、さまざまな場面でVR技術を活用することで、営業効果の向上につなげることができるとしている。
価格は初期費用9800円、ライセンス月額1000円。端末を覆うカバーは、企業のオリジナルデザインに変更可能。
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