木造技術の再確認と再評価を目標に有志でつくる任意団体・木の建築塾は、国連が2011年を国際森林年と定めたことにあわせ、林業再生や美しい森づくりにおける建築の役割についてのシリーズ講演会を今年9月から来年3月まで全6回にわたって開催する。
各回の日程、講演者とテーマは以下の通り。
第1回 2011 年 9 月9 日(金) ヨーロッパと日本の伝統的な木造建築と町並み
太田 邦夫(太田邦夫建築設計室/東洋大学・ものつくり大学名誉教授)
第2回 2011 年10 月14 日(金) 日本の森の現状と震災後の住宅の動き
大場 隆博(くりこまフォレスト)
第3回2011 年11 月11 日(金) なぜ今木材・木造なのか~資源の持続性の観点から~
有馬 孝禮 (東京大学名誉教授)
第4回2011 年12 月9 日(金) 国産材と林業の近年の動向
渕上 和之(林野庁木材産業課長)
第5回 2012 年1 月20 日(金) 木材の調達から考えよう
滝口 泰弘(滝口建築スタジオ代表/ウッドマイルズ研究会事務局長)
第6回 2012 年3 月2 日(金) 木材と日本建築
後藤 治(工学院大学教授)
会場は工学院大学新宿校舎(東京都新宿区)、時間は18時半から20時半まで。受講料は全6回1万2000円。1回受講3000円、定員40人。
詳しい問合せ、受講申込みは同塾事務局岡部知子氏までメールかFAXで連絡する。電子メール:[email protected]/FAX:042-977-2491
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