京阪電鉄不動産(大阪市)は6月28日、京阪グループが京阪沿線の都心市街地等における街づくり「まちなかホーム」事業への取り組みを開始したと発表した。
京阪沿線の古家・倉庫・木造賃貸など未活用建物付土地を、面積の大小にかかわらず1区画から購入し都市型住宅に再生していく。建築施工は密集市街地での豊富な施工実績をもつゼロ・コーポレーション(京都市)が行う。
第1弾事業として、7月から「まちなかホーム都島中通」「まちなかホーム旭太子橋」「まちなかホーム守口大庭町」の販売を開始。更新期を迎えた密集市街地において、新たな住まいづくりをスタートする。
京阪ホールディングスは、中期経営計画で沿線を新しくデザインする「沿線再耕」を主軸戦略のひとつに掲げており、「まちなかホーム」事業を展開することで美しく魅力ある沿線都市への再生に取り組んでいくという。
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