住宅建築の専門技術者で組織するNPO法人家づくり援護会(通称イエンゴ、東京都渋谷区)は6月27日、同会匠会員の応募住宅作品の中から、住み手と造り手の共感から造り出される家づくりの素晴らしさを評価し、表彰する「イエンゴアワード2018」の表彰式を都内で開催した。
第7回となる今回の表彰では、アクトホーム(静岡県島田市)の「梶山邸新築プロジェクト」、タガハウス(福井県鯖江市)の「館邸新築プロジェクト」、季美の住まい(山口県岩国市)の「灘本邸新築プロジェクト」、コスモ(愛知県豊明市)の「山下邸新築プロジェクト」の4作品が「地の家金賞」に選ばれた。
「イエンゴアワード」は、地域の家づくり文化である「地の家」(じのいえ)の担い手が共有できる方向性や理想、文化的・社会的意義を見出し、その発展のエネルギー源となることを目指すもの。審査基準として、(1)施主の要望理解、(2)技術、(3)革新性、(4)地の家(地域文化貢献、匠文化継承、継続発展性、工務店としての事業性)、の4点が評価される。
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