タカラスタンダード(大阪市)は6月27日、リフォーム業者や施工店などを対象にした「リフォームスタジオ」を岡山県にオープンしたと発表した。同社のリフォーム対応商品の特徴や現場の知識を習得できるプロ向けの施設で、中国地方では初となる。
新築住宅市場が少子高齢化などで縮小傾向にあるのを踏まえ、同社は膨大な潜在需要が見込めるリフォーム市場の活性化に取り組んでいる。同施設では、併設されたショールームで実際に商品を確認後、商品の収まりや配管方法などを学ぶことができるなど、販売・施工の両面から業者を支援。リフォーム基盤の強化につなげていくという。
今回、中国地方の交通の要衝として発展してきた岡山県に開設したことで、中国地方全体におけるリフォーム工事の質の向上と需要獲得を目指す。
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