木造注文住宅を手掛けるアキュラホーム(東京都新宿区)は、あらゆるモノ・コト・空間を“シェア”することでコミュニティを育むまち、「ヒルサイドテラス若葉台」(東京都稲城市)を6月30日より一般公開する。土地・家事育児・エネルギーなどをシェアし、住民同士が自然とコミュニティを育むことで、時間とともに価値が上がる”経年増価”するまちを目指す。稲城市初の景観協定締結。
「ヒルサイドテラス若葉台」は、共有空間として使えるコモンスペースや、外部と緩やかにつながり、さまざまな目的に使える「マルチパーパスルーム」といった中間領域や、まちの中心にセンターハウスを設けることで住民同士が土地や家事育児の悩みをシェアできるつくりになっている。全棟に太陽光発電が搭載されており、売電収入をまちの維持管理費用として運用する次世代型の管理組合法人を設立。一括売電システムにより20年間の全量買い取り制度を利用するなど、長期的に安定収入を得ることで、資産価値の下がらないまちを実現するという。
総計画数51区画、木造軸組工法2階建て。区画面積は最低170m2、平均200m2と余裕を持たせている。販売価格は5000万円台後半から6000万円台半ばを想定している。
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