防耐火関連大臣認定の不正問題で、新たに21件の認定に問題があることが1月25日、分かった。1月8日の前回報告分と合わせて、これまでに問題が発覚した認定は45社で98件。
日本軽金属(日軽パネルシステム)や日本防災化学研究所、YKKAPの3社が、認定とは異なる仕様で製造し、販売した製品が認定基準の防耐火性能を満たしていないことも明らかになった。該当商品を使用した計786棟で改修などの措置をとる。
調査は、ニチアスや東洋ゴム工業の防耐火建材の性能偽装を受けて実施。調査対象1万3965件のうち回答が回収できたのは件数ベースで98.4%で、124社分は未報告。このほかに倒産や廃業などにより、報告困難な認定が391件ある。
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