スタンレー ブラック・アンド・デッカー(米コネチカット州)は、2017年からグラープ会社化した世界的工具メーカー「IRWIN TOOLS(アーウィンツールズ)」の日本国内での事業を拡充する。
主力製品は、電気工事からメカニックまで幅広く使われるニッパーの旗艦モデル「パワースロット ハイパフォーマンスニッパー」。刃先には特殊高周波焼き入れをほどこすことで耐久性を向上し、クギやネジをダメージなく切断することができる。
7インチが5400円、8インチが5832円。
同じく2017年にグループ会社となった鋸刃専門メーカー「LENOX(レノックス)」についても、日本国内での展開を強化する。
主力製品は、水道配管、電気工事、空調工事の穴あけ作業に使う「T3 スピードスロット バイメタイルホールソー」。独自形状の幅広スリットにより、切り粉の排出、切りくずの取り出しを容易にしている。
軸付2000〜2万円、分離式1700〜1万6800円、セット各種1万300〜7万円。
もう1つの主力製品は、配管工事や金属加工に使う、鉄・ステンレス・アルミ兼用のポータブルハンドソー用ブレード「ダイマスター2 バリトゥース」。同ブランドのハンドソー用ブレードは、過去10年以上世界トップクラスのシェアを獲得しているとし、高耐久で破断などのリスクにつよいという。
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