総合マーケティングビジネスの富士経済(東京都中央区)は、各国の環境規制の対応が注力されるHV(ハイブリッド自動車)、PHV(プラグインハイブリッド自動車)、EV(電気自動車)の世界市場の調査を行った。2035年の世界市場(販売台数)予測では、HVは、EVシフトの機運の高まりを受け、拡大が穏やかとなり420万台(2017年比2.0倍)、PHVが欧州・中国のけん引により拡大し1243万台(同31.1倍)、EVが中国のEVシフトへの注力により拡大し1125万台(同14.8倍)と予測している。
2017年のHV、PHV、EV市場は324万台(前年比24.6%増)。現状はHVが市場をけん引しているが、2025年以降PHV、EVの伸びが加速し、市場をけん引するため、大きな伸びが予測される。
同調査は報告書「2018年版HEV、EV関連市場徹底分析調査」として販売されている。
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