シオン(岩手県矢巾町)の国産高機能木部塗料「木守り専科(きまもりせんか)ウェザープロテクト 耐候」が、2019年ラグビーワールドカップ会場に採用された。現在建設中の“釜石鵜住居復興スタジアム” の観客席(木製椅子)、全6000席中4990席に採用。
これまでの木材保護塗料は、1~2年で塗装が剥がれてしまうなど耐候性に課題があるものが多く、同スタジアムの建設においても大きな課題となっていた。そんな中、同社では、「屋外で最長約8年色落ちしにくい高耐候効果をもたらす木部塗料」として「木守り専科 ウェザープロテクト 耐候」をリリース。岩手県釜石のスギ材とともに採用が決定した。
「木守り専科」には、「ファイアプロテクト」と「ウェザープロテクト」の2製品があり、どちらも植物油をベースに防炎あるいは高耐候成分を配合した製品となっている。同社では、「木守り専科」を、新国立競技場をはじめとする東京オリンピック会場にも提案中だという。
カラーバリエーション全66色。「木守り専科 ファイアプロテクト 防炎」7000円(1L)~。「木守り専科 ウェザープロテクト 耐候」8800円(1L)~(ともに業務用価格あり)。
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