日本ログハウス協会(東京都港区)主催の「平成30年度第32回ログハウス建築コンテスト」(ログハウス大賞)において、フェニックスホーム(埼玉県所沢市)の「ナチュレ片山」が国土交通大臣賞(大賞)を、北陸リビング社(石川県能美市)の「満天星ロッジ」が農林大臣賞(大賞)を受賞した。
フェニックスホームが手がけた商業施設「ナチュレ片山」は、厚物壁板工法と軸組工法および木質ラーメン工法のハイブリッド構造を採用し、自然木の持つ「素朴さ」や「ぬくもり」が感じられるログハウス。使用木材の樹齢より永く使い、再生可能であること、土にかえすことができるという考え方から建築された。延べ床面積は2997.80m2。国土交通省のサステナブル建築物等先導事業(木造先導型)に採択されている。
北陸リビング社の「満天星ロッジ」は、石川県産”かが杉”を使ったログハウスで、石川県白山市河内町江津地内の同社が分譲する温泉付き分譲地「ログヴィレッジ満天星」地内に建つ。面積81.15 m2(約25坪)、平屋建て。
同コンテストには、全国から85点の応募があり、ノミネートされた上位4点が二次審査である現地視察の対象となった。
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