国土交通省は6月29日、不燃木材に関する不燃材料の大臣認定について、一部の製品で認定仕様との不適合があり、性能が不足していることが判明したと発表した。同省が行っている抜き打ちのサンプル調査で明らかになった。今回の調査で性能不足が明らかになった建材は、戸建て住宅を含む344棟で実際に使用されているという。
同省の発表によると、調査対象となった10件のうち9件で、製品が大臣認定仕様に合致していなかった。これらの製品について性能確認試験を実施したところ、いずれも必要な性能を満たしていなかったという。
認定仕様との不適合、性能不足が明らかになった製品の一覧
国土交通省発表資料