ベツダイ(大分県大分市、矢邉 弘社長)は、住宅100棟を販売するごとに、東日本大震災の被災地に同社が展開する規格住宅「ゼロキューブ+FUN」1棟を無償提供すると発表した。全国の「ゼロキューブ」販売協力店(6月29日現在、16店)と協力して活動を推進していく。
各店が、3月11日以降、住宅を1棟販売するごとに収益から10万円を積み立てる。販売実績を上げることで、被災者の住宅再建支援に結び付ける。販売状況は同社のホームページ上で公表している。現在までに320万円の積立金が集まったという。無償提供する住宅の建設は、宮城県内の販売協力店が行う予定。
「ゼロキューブ」は、立方体の外観が特徴的な規格住宅。延床面積約98.53m2で、価格1000万円の家を基準に、さまざまなプランやオプションを足していく「+FUN」という考え方を導入した。
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