ハイアス・アンド・カンパニー(東京都品川区)は6月6日、住宅会社支援の仕組みとして展開するプログラム「プロジェクト・マネジメント・システム(PMS)」の導入にかかる費用を改定し、機能向上や研修内容の拡充を図ると発表した。7月1日付で改定を実施する。
機能の向上では、メーラーを用いた業務担当者へのタスク通知と関係事業者との工程表・図面データ等の共有機能を追加する。標準工程と標準タスクをいったん設定すると、案件ごとに日々実施しなければならないタスクが日次で担当者に通知され、タスク通知を受け取った担当者がそのタスクを完了させ、システムを更新する運用を進めることで、管理者も現場の進捗状況をリアルタイムに共有できるもの。
これにより、工期遅延等の問題発生を事前に察知して対策を講じることが可能となるほか、協力業者とも進捗の共有を行うことで、連携を深め、円滑な段取りと工事進行を実現できる。
研修内容の拡充では、経営者、マネジャーの目線をもって「現場のコンサルティング」を実現する。一つ一つの“案件”における顧客満足の向上を実現させる工程管理や工事品質管理を十分に行うことで、施主にとって「満足の住まいづくり」を提供する会社というブランドを地域に広めることを可能にする。
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