一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター(東京都中央区)は6月4日、電力負荷平準化に資すると認められる優れたシステム(機器を含む)を表彰する2018年度「デマンドサイドマネジメント表彰」の受賞者を発表した。
住宅関連では、パーパス(静岡県富士市)の「業務用ハイブリッド給湯システム『PG-HB90シリーズ』」と、コロナ(新潟県三条市)の「地中熱+空気熱ハイブリッド冷温水冷暖房システム『GeoSIS HYBRID』」がそれぞれ『一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター振興賞』を受賞した。
振興賞を受賞したパーパスの「PG-HB90シリーズ」は、補助熱源機を並列に配置することで、タンク内のお湯と切り替える際にも安定した温度で給湯できる点や、電力ピークカット機能を搭載し、プログラム運転によるオン/オフ制御や外部信号からの入力によって電力使用を停止できる点が評価された。
最高賞の『経済産業省資源エネルギー庁長官賞』には、イオンモール(千葉県千葉市)/関電エネルギーソリューション(大阪市北区)/竹中工務店(大阪市中央区)による「下水再生水熱の高度複合利用熱源システム(氷蓄熱、給湯、外気予熱)」が選ばれた。
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