⾦属製内外装工事の菊川工業(東京都墨田区)は、2020年東京オリンピック後の改修工事需要を取り込むための新部門を6月1日に開設したと発表した。
新設されたのは、「プロジェクト統括三部」(下図参照)。これまで、プロジェクト統括一部では国内主要ゼネコン向けのオーダー金属建材を、プロジェクト統括二部では海外営業や内装工事を手がけてきた。改修に関してはグループ会社であるキクカワタクトが30年にわたり担ってきたが、この度その改修部門を統合、スタッフを増員して「プロジェクト統括三部」とした。オフィスビルの改修やリノベーション工事、ビルや商業施設などのテナント更新のための改修、イメージチェンジを目的としたリニューアル工事などさまざまなストックに対応していく。
今後、ゼネコンや工務店を含めた新規取引先の開拓も積極的に行い、新体制のもと新築・改修工事を問わず受注活動を強化するとしている。
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