富山県に本社を置く大澤工業が製造したエレベーターの一部に、使用すべき鋼材よりも強度が3分の2程度しかない鋼材が使われていたことが判明した。国土交通省が12月18日発表した。匿名の通報により、富山県が事実関係を調査したところ、明らかになった。
対象エレベーターは、176台。うち152台で強度の低い材料が使われているという。同社では、建築基準法による強度基準は満たしているというが、国交省は、設置したエレベーターの強度を再確認するよう都道府県を通じて要請。
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