一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII、東京都中央区)は6月4日、戸建分譲ZEH実証事業の公募を開始した。
対象となる住宅は、『ZEH』、Nearly ZEH(寒冷地、低日射地域、多雪地域に限る)、ZEH Oriented(都市部狭小地の2階建以上)、『ZEH+』、Nearly ZEH+(寒冷地、低日射地域、多雪地域に限る)。SIIに登録されたZEHビルダ—/プランナーのうち、「建売住宅」の種別区分を有している事業者によるものを補助対象とする。
主な交付要件は、ZEHロードマップの 「ZEHの定義」を満たしていること、補助対象住宅を10戸以上まとめ、1つの戸建分譲プロジェクトとする取り組みであること、戸建分譲プロジェクト全体について、BELS証を活用した営業広報を行うこと、ZEH支援事業またはZEH+実証事業の要件を満たすこと、など。
補助額は、ZEH支援事業の要件を満たす住宅が1戸あたり70万円、ZEH+実証事業の要件を満たす住宅が1戸あたり115万円。上限はどちらも年0.5億円、1事業あたり1億円。事業期間は最長2カ年とする。また、蓄電システム(定置型)を設置する場合は、どちらも1戸あたり3万円/kWhを加算する。上限は、前者の住宅が30万円または補助対象経費の3分の1のいずれか低い額、後者の住宅が45万円または補助対象経費の3分の1のいずれか低い額となる。
応募締め切りは6月29日17時必着。交付決定は、8月上旬を予定する。詳細はこちら。
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