不動産業を展開するエンゼル(東京千代田区)は同社が管理する新潟県湯沢町のリゾートマンション「エンゼルリゾート湯沢」でマンションオーナー向けに住宅宿泊事業(民泊)の支援サービスを進める。マンション管理組合の3月の臨時総会で制度導入に関する議案が可決された。
臨時総会では、住宅宿泊管理業者をマンション管理業者である同社に指定。今後、マンションオーナーが安心してワンストップで民泊を行える仕組みを構築していくという。
同社は、バブル期に湯沢町に建設された多くのリゾートマンションが、建物の老朽化や利用者の減少、管理費の滞納等、管理組合運営上の課題を抱えていると指摘。今回、民泊制度を導入したことで、リゾートマンションの資産価値向上をめざすとともに、日本のリゾートエリア活性化のきっかけとしたいとしている。
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