ハウスドゥ(東京都千代田区)の100%出資子会社であるフィナンシャルドゥ(大阪市)は5月31日、飯能信用金庫(埼玉県飯能市)と提携し、同信用金庫が6月から提供予定のリバースモーゲージ「ゆうゆうライフ」に対する不動産担保評価および債務保証を行うと発表した。同社が金融機関と提携するのは、大阪信用金庫、大阪商工信用金庫に続く第三弾で、関東エリアでは初。
リバースモーゲージは、自宅などを担保に、住みながら金融機関から融資を受けられるシニア世代向けの金融制度。借入人の死亡後に担保を売却して元金の返済に充てる仕組みで、高齢者のさまざまなニーズに対応することができる。高齢化が進む日本において注目を集めているが、長期間利用した不動産の売却が必要なため、査定に慎重になる金融機関が多く市場への浸透は進んでいない。
同社は今回の提携により、不動産フランチャイズ「ハウスドゥ!」のネットワークを活用した適正な査定と不動産処分が可能になったことで、金融機関のリバースモーゲージの提供促進につながるとしている。
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