東急リバブル(東京都渋谷区)は、米国で不動産販売事業を展開するため、市場規模やマーケット環境が良好で日系企業の進出が多いカリフォルニア州ロサンゼルスとテキサス州ダラスに現地法人を設立した。
事業計画の枠組は、米国の現地不動産を同社で取得し、リフォーム・リーシングを経て投資用不動産として日本国内の投資家に販売する。同社では、富裕層顧客向けの都心戦略を強化推進している。多様化した顧客の投資ニーズに対応するため、米国への分散投資やキャピタルゲインを目的とする投資需要を見込んだもの。
現地法人により、販売した投資用不動産の管理代行を実施することでワンストップのサポート体制の整備を予定している。東急不動産ホールディングスグループは、米国で積極的な事業展開を行なっており、グループ間の連携強化を高め米国市場における事業展開の促進を図る。
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