マイボイスコム(東京都千代田区)は5月30日、『宅配便の受け取り方法』に関するインターネット調査の結果を発表した。回答数は1万323件。
直近1年間の宅配便の受け取り方法を聞いたところ、「自宅で直接受け取る」が97.2%、「宅配ボックス」が10.9%、「コンビニ・スーパーなどの店頭受け取り」が7.5%だった。
一方、宅配便受け取り方法の意向では、「自宅で直接受け取る」が87.3%、「宅配ボックス」が20.0%、「コンビニ・スーパーなどの店頭受け取り」が16.8%となった。「宅配ボックス」「店頭受け取り」は10~30代で比率が高かった。
宅配ボックスがある人は、集合住宅居住者で13.1%、一戸建て居住者で2.0%だった。10~30代では、「集合住宅に住んでいる:宅配ボックスはない」が30%台で他の層より高かった。
直近1年間に宅配便の荷物が配達された頻度は、「月に2~3回」が36.5%で最多、次いで『週1回以上』が2割強だった。また、直近1年間に配達された宅配便のうち、再配達になった割合は「1~2割くらい」が37.9%、「ほぼ毎回、直接受け取る」が19.8%だった。再配達になる割合が高い人は、若年層で多く見られた。
直近1年間に宅配便が配達された人に、再配達になった理由を聞いたところ、「荷物が配達されることを知らなかった」「荷物が届くことは知っていたが、配達日時がわからなかった」が各4割弱、「配達日時を知っていたが、自宅にいることができなかった」が21.5%。宅配ボックスの設置された集合住宅の居住者では、「宅配ボックスが空いていなかった」が15.0%みられた。
宅配便が再配達にならないようにしたことを聞いたところ、宅配ボックスありの集合住宅居住者では「宅配ボックスに入るサイズにする」、宅配ボックスなしの集合住宅居住者では「日時指定便にする」が高かった。
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