国土交通省は5月29日、中小・中堅建設企業等が連携し、多能工の育成・活用によって生産性向上を図るモデル性の高い取り組みを支援する「多能工化モデル事業」の案件の公募を発表した。応募期限は7月9日。
複数の中小・中堅建設企業等からなる連携体、建設業団体、教育訓練機関等またはそれらの連携体により、多能工を育成するための研修プログラム等の作成や多能工の活用計画の策定・実施等の取り組みを支援するもの。2018年度から起算して概ね3年程度の明確な行動計画と目標数値を設定できること、2018年度内に支援額と同額以上を自己負担すること、などが要件となる。
支援額は、1案件あたり上限300万円(想定)を目途とする。具体的な支援額は、事業の計画と支援要望額の内容等を精査し決定する。
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