リノベーション事業を展開するクジラ(大阪市)は5月28日 グループ会社のSEKAI HOTEL(セカイホテル、大阪市)と三井住友海上火災保険(東京都千代田区)が共同で「民泊・旅館事業者向け個人賠償責任保険」を開発したと発表した。
同保険は、民泊・旅館利用客による宿泊中の賠償事故を補償するもので、日本の「日常」をより安全に体験したい外国人観光客のニーズに対応。今後、SEKAI HOTELが運営する「SEKAI HOTEL西九条」と夏にオープン予定の「SEKAI HOTEL布施」に導入するとともに、全国への展開も予定している。
SEKAI HOTELでは、まち全体を大きなホテルと見立てて開発する「まちごとホテル化プロジェクト」を手掛けており、点在する空き家を再生利用することで、宿泊設備・物販・アクティビティなどとしてそれぞれ機能させている。今回開発した専用保険も、地域との高度な連携を支えるものとしている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。