三菱地所ホーム(東京都港区)は5月28日、住宅の床下地構造用合板として、国産FSC認証材をツーバイフォー工法の新築注文住宅全棟に標準採用すると発表した。対象商品は、自由設計商品「ONE ORDER(ワンオーダー)」、「ORDER GRAN(オーダーグラン)」、企画設計商品「WIZE-H(ワイズエイチ)」、「WIZE-U(ワイズユー)」。今年4月以降の新規着工物件から採用開始としている。
同社は、国内森林資源の適正利用と国内林業の持続的かつ健全な発展を図るため、2008年に国産針葉樹を使用した構造用合板を標準採用。また、三菱地所グループの取組み「空と土 国産材高価値化プロジェクト」を通じて、山梨県産FSC認証材の活用とその安定的な調達ルートの構築に取り組んでいる。
今回の決定は、2018年から2020年まで森林認証(FSC−FM)を取得した山梨県有林による木材(カラマツ)を約8000m3調達できることになったことから実現した。
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